世界でいちばん新しい
「好き」にしよう。
グッズ製作やシステム開発といった枠に縛られず、自分たちの「好き」をもっと楽しむために。
アパレルアイテムの企画・販売、スイーツブランドのプロデュースなど、
さまざまなプロジェクトがすでに動きはじめています。
Anisugar(あにしゅが)は、「Anime」×「Sugar」のコンセプトのもと、素材にこだわったスイーツと、素敵なアニメのコラボレーションブランドです。
テイクアウト需要の高まりが
新プロジェクトの後押しに。
飲食店経営はライバルが多い上に初期投資がかかり、多店舗展開をしないと採算を取りづらい。会社としてはそこに参入しないというスタンスでずっとやってきたんです。風向きが変わりはじめたのは2020年。新型コロナウイルスの流行によって、テイクアウトビジネスが一気に盛り上がりはじめました。もともと食べることは大好きで、興味もありました。この機会にアニメを組み合わせて、事業を興せないだろうか。そんなことを考えていた矢先に、偶然連絡をもらったのが、旧知のパティシエでした。彼に相談してみると非常に乗り気。一気に「Anisugar」プロジェクトが動きはじめました。
美味しくなければ、
楽しくない。
商品開発の第1弾はドーナツに決めました。理由は私が好きだから(笑)。また、油を調整することで日持ちさせられる点も魅力でした。既存のお菓子を買ってきてそれにグッズをつけるという方法は、当初から一切考えていませんでした。だって、どうせ自分たちがプロデュースするなら、本当に美味しいものを届けたいじゃないですか。ドーナツも、その後につづくプリンやボトルケーキも、開発は想像以上に困難でした。だけどやるからには妥協したくない。その一方で気軽に買える値段にもしたい。パティシエには随分と苦労をかけましたが、おかげで満足のいく商品を揃えることができたと思っています。
開ける楽しみが招いた
予期せぬトラブル。
ドーナツが完成し、テストマーケティングを実施しました。ドキドキしながら見守る中、用意した2,000個が完売。しかし、予期せぬトラブルもあったんです。食品なので外箱に原材料を表示しなければいけない。すると箱を開ける前にフレーバーが予想できてしまい、どのキャラクターのグッズが入っているかわかってしまうんですね。箱を開ける瞬間までワクワクしてもらうため、外箱の上からブラインド包装をしました。すると、今度は我々がフレーバーとキャラクターが正しくセットされているのか確かめられない。最終的には、グッズだけをブラインド包装に変更。トラブルを避けるため、フレーバーとの組み合わせは諦めることを選択しました。
舌も、心も甘いひとときを
過ごせる場所へ。
約2週間のプレオープンを経て、2022年5月にいよいよ第1弾の店舗となる「Anisugar中野ベース」をオープンさせることができました。コンセプトは「お菓子の家」。スイーツだけでなく、アニメグッズもお買い求めいただけます。ゆくゆくは東京23区内に数店舗、さらに全国への展開が目標です。簡単ではありませんが、スイーツにも、グッズにもこだわりを詰め込んだ「Anisugar」なら、きっと叶えられると信じています。むかし童話を読んで胸を高鳴らせたように、お菓子の家に足を運び、スイーツと好きなもので舌も心も満たされる。そんな甘いひとときを過ごしてもらえたら嬉しいですね。
C賞
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